あるよねぇ
今年入ってすぐ、じいちゃんとばあちゃんが逝きました。
じいちゃんは、胃癌→全摘→リンパ転移
都合3年間くらい。
ばぁちゃん、脳溢血。
あっさりと。
じいちゃんの葬式をして、その日にさっくりといかはりました。
じいちゃんはね、みんな心の準備できてたけど、ばぁちゃんはびっくらこいたね。
急ぎすぎだよ。
じいちゃんの葬式が終わって。家帰ってきてさ。
親戚の家で、おばぁと姉貴とおかんとおやじと、従兄弟と伯父さんといたわけ。
ほんで、うだうだしててんけど従兄弟がさ風呂いこっって誘うわけ。
おれ風呂嫌いだからことわってんけど、なんだかみんなに行け行け言われてしゃぁなしで従兄弟と親父と伯父さんと4人で出かけたの。
ほんで、風呂あがってみんなで、さぁ1杯ってところで従兄弟の携帯に電話がかかってきてさ
「おばぁちゃんが倒れたっ!!!」
って。
いやぁ、正直いみわからないよね。
従兄弟の「行くでっ」のひとことでふとわれに返って腰をあげたんだ。
金払って、靴はいて、てれてれ走ってたわけ。
そしたら、おかんから電話がかかってきて「どこっ!!なんでいないの!?」って
普段なら、「またおかんのヒステリー始まった」って思うところなんだけどなんとなくこれはやばいっておもったの。根性入れて走ったね。
夜の10時くらいだったかな。
団地の下についたら、もう救急車がみえてたからエレベータ呼んで、下で待ってて。
家戻ったら、おばぁちゃんが倒れてて、姉貴が心臓マッサージしてて、おかんがくずれてて。
なんだろね、「あぁあ・・・」って思った。
俺らが風呂屋に行ってる間に風呂に入っててんて。
いつもより長いから気になったおかんが風呂がまで倒れてるおばぁを引っ張りあげてんて
救急隊員が心マしてる間、おかん落ち着かせて親父にあずけて、おじさんに伯母さんに連絡取るようにして、従姉妹にも連絡取らせて。救急車には二人っていうから、姉貴(医者)と従兄弟のせて。
ちなみに、親父とおかんとの離婚問題はまだ凍結ってかんじで解消はしてないよ。だから、おかんがてんぱってる時、親父にあずけたらなんかおこるんちゃうんかなぁって思ったのはここだけの話。
おばぁちゃんが救急車乗ってる間、団地ではおやじがおかんを落ち着かせて、俺が警官対応して。従姉妹夫婦を迎えて。
うん。ここまで俺最強。よくやった。
おばぁちゃんが搬送された病院がわかったから、従姉妹夫婦に両親を送ってもらって。
おれひたすら警官対応。
まだ、連絡するかもしれないから家にいてください。現場に触らないでください。ってさ。
団地戻ってから1時間くらいでやっと一人になれたんよ。
なんだかしんないけど、めっちゃ泣けてきたね。
雄たけびみたいなのあげた。
なんだろね。悲しいとか、無力感とか、やるせないとか、そんなんとも違うような、ひっくるめたような。
でさ、病院でみんな色々言うわけ
おばちゃんなんか
「みんなわたしがわるいんやぁ」
従兄弟なんて
「俺が風呂行こうっていわんかったら・・・」
姉貴なんて
「私もう、いしゃやめる」
おかんなんか
「私がきちんと見てないからや。一緒に風呂はいったればよかった」
てさ。
なんだかなぁ。
まっ、いいや。
こんなこともあったっていいたかっただけだし。