カナダの生活

ここのブログは、うちの大学の面子にばれてないし、信頼できるリアル友達、もしくはネットだけの知り合いという、まぁ、ある意味で現実味のない。語弊を恐れず言い換えてしまえば、失ってもかまわない人、という非常に雑多な読者層によって成り立ってるわけですが、中途半端に知り合っている人がいないので、本音を語れるところでもある。自分の汚いところを見せても、逃げていかない友人と、そのために失ってしまってもしょうがない知り合いしかいないから。

かっこつけることもなく、赤裸々なことを書ける。

で、だ、ネットってそういう一面があると思う。
2chとかもそうなんだろうね。

うちの大学からカナダに来てる人の中にもブログをつけている人がかなりの数でいる。
そろそろみんな、書くこともなくなってきて自分の内側語りだした。
参ってるみたいだ。そりゃそうだ。今まで海外どころか一人暮らしもしたことのないようなやつらが、ポコーンとほっぽり出されたわけだから。
泣いてる人もいるみたいだね。

まぁ、はっきし言って、どうでもいい。
その人は友達?友達だよもちろん。
でもね、そんな人にかまってられるほど余裕がない。
自分のやることでいっぱいいっぱい。宿題、環境、言葉、食事、慣習、風土、全てが僕から余裕を奪っていく。余裕を取り戻すためには、日本語に満ち溢れたネットに飛び込むか、寝るしかない。

でも

何でココニきたのか。とりあえず、語学留学、というお題で来たわけ。
じゃぁ、英語で喋らなきゃいけないわけじゃん。意味ないじゃん。親にあんだけ大金出してもらって、帰ってきて「ハイ、ベッドの上で大半過ごして、ネットばっか見てすごしました。カナダはとてもいいところです。」なんて言える?ムリ

うちの大学連中といてもはっきしいってなんの役にもたたん。無駄だ。もちろん人間的に尊敬できる人とか、面白いやつとか、魅力的なやつはたくさんいる。これからも付き合っていきたい人もたくさんいる。でも、
英語には関係ないわな。

日本人同士喋ってると、いくら文法が間違っててもわかっちゃうの。いいたいことが。ほぼ完璧に。間違ってる言葉をセレクトしてても、言いたいことがわかっちゃうの。
バックグランドってすごいよね。文化ってすごいと思う。
まえなんか「If it...」って言われただけで、何が言いたいのか全部わかった。

そんなわけで、がっつりとうちの連中と付き合う時間を減らした。てか、無くした。
色々あって、やっぱしやらなきゃいかんと思った。いつまで続くかわからないけどやらないよりましだと思うし。

こっちの大学のサークルにも入った、サッカーサークルだけど。もちろん試合中は英語。なにいってんだかよくわからないときもあるけど、なんか楽しい。

次は、水球部に入ろうと思う。部活に入るのは、勉強の量から考えたらしんどいかも。でも、こんどは何とかアポイントとってTRY OUTに参加してみるつもり。

寮の中でも友達が数人で来た。やっぱし、アジア系の人が多いけど。でも、もちろんカナダ人も、ヨーロッパの人間もいる。うちの寮のノリについていくのはしんどいけど、しんどいと感じてる人同士でつるんでるのかな。だから、ちょっとまったりしたグループになってる。いい感じ。

問題は、一緒に勉強しようにも一番中のいいやつが化学専攻なこと。まったくわかりません。まぁ、とにもかくにも、次は飯にでも誘ってみるつもり。やらなきゃ。

とりあえず、やらなきゃ。何かしらの変化をしていかなければと思う。

やる。変化する。これ大事。今までの自分に最も欠けてた部分。
Look before you leap.
ってことわざがある。飛ぶ前に見ろ。
まぁ、石橋をたたいて渡る、見たいな感じ。

それをもじって大江健三郎さんが
「見る前に飛べ」
って本を書いてた。大江さんかな?ねじめかな?わすれちった。
でも、これ大事。

おもわぬ長文になってしまった。やっぱしつかれてるのかも。
でも、やらなきゃ。前に進まなくても、とりあえず、何かをしよう。

遠回りは、行き止まりじゃないんだから。
(by 大黒摩季の曲)
やっぱりマジガキははずい。